仕事一筋で家庭を顧みない夫に対しての愛は冷め、カレンは息子の成長を見守ることが唯一の楽しみになっていた。この子さえ幸せになってくれればそれでいい。カレンは心からそう思っていたが、その表情はどこか物憂げ...