東京で夫と暮らす聖は毎年の夏、田舎に住む妹夫婦の家で過ごすのが恒例となっていた。義弟の誠二は聖に対して憧れを抱いていたがその想いは胸の奥底にしまっていた。気を紛らわせようと山菜を取りに行こうとしたのだ...